レイ・フロンティア株式会社 人工知能による位置情報分析

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事例紹介

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通知後の“行動”をデータで可視化
商業施設の施策効果を見極めるSilentLog活用

SilentLogアプリを通じてユーザーの行動データを取得・分析。
“誰が、いつ、どこで、どう反応したか”を可視化することで、
商業施設における通知施策の効果を多角的に検証しました。

SilentLog レポート SilentLog Analytics

駅ビル来訪を促すクーポンの行動変容効果を分析

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)様が主催する「モビリティ変革コンソーシアム」における「動(ウゴ)ログPROJECT」に参画しました。本プロジェクトでは、商業施設へのクーポン通知配信後にSilentLogアプリを活用し、参加者の移動データを取得。SilentLog Analyticsによりその行動をクラスタリング・可視化し、通知施策の効果を定量的に検証しました。

PROJECTプロジェクト内容

■ 背景・目的

駅ビル施設に来訪する生活者へ、行動タイプや生活圏に応じたインセンティブを配信し、店舗来訪を促進。

■ 施策内容

SilentLogで取得した滞在リズムや移動圏データをAI解析し、「普段あまり来訪しない層」に200円クーポンをプッシュ配信。

■ 成果

最大11.36%のユーザーがクーポン利用による来訪行動変容を示し、商業施設の回遊率・購買率が大幅改善​。

主なポイント

■ 通知施策の効果を“行動”から評価

ユーザーの行動履歴をもとに、移動データと消費の連動による新しい価値を検証しました。

■ ユーザーフレンドリーな参加設計
  • 手軽な導入:アプリはApp Storeからダウンロード、初期設定はメール登録のみ。スマートウォッチや専用端末は不要です。
  • 参加を促す謝礼設計:一定期間のアプリ利用とアンケート回答により、Amazonギフト券1,000円分を提供。
  • 日常に負担をかけない仕組み:特別な操作は不要で、生活の中で自然に位置・移動データを記録。

※収集されたデータはすべて匿名化・統計化されたうえで処理され、AIによるクラスタリング分析を実施しています

■ 実施概要
項目 内容
対象路線 JR中央線・南武線・青梅線
対象者 iPhoneユーザーかつ対象路線利用者
募集人数 約3,000名
使用アプリ SilentLog(App Storeにて配信)

SilentLogを活用した行動データ取得の仕組み

SilentLogを使った行動データ取得は、ユーザーにとっての負担を最小限に抑えながら、高精度な移動情報を収集できる設計が特長です。企業側も特別な機材やインフラを用意する必要がなく、スムーズに施策をスタートできます。

  • 専用端末やビーコンの設置不要
  • ユーザー対応もApp内完結
  • 分析環境(SilentLog Analytics)整備済

これにより、短期間かつ低コストで、実践的な行動データを用いた施策検証が可能になります。

■ 導入からデータ取得までの基本ステップ
ステップ 内容
① アプリ配布 ユーザーにApp StoreからSilentLogアプリをダウンロードしてもらいます。特別な端末の配布や複雑な設定は不要です。
② 登録・同意取得 メールアドレスの登録と、位置情報の取得に関する利用規約への同意を得ます。プライバシー保護にも配慮された設計です。
③ 自動データ収集 ユーザーは普段通りに生活するだけでOK。アプリがバックグラウンドで移動データを自動記録します。バッテリー消費を抑える独自技術を搭載しています。
④ データ送信と蓄積 アプリからクラウドに行動データが送信され、SilentLog Analyticsを通じて集計・分析します。
⑤ 分析・可視化 移動傾向・立ち寄り先・滞在時間などの情報をもとに、施策効果や行動パターンをクラスタリングして可視化します。
■ こんな企業様に最適です
  • 店舗・施設・駅周辺の来訪行動や回遊状況を明らかにしたい
  • クーポンや通知による効果的なアプローチを検証したい
  • 自社が保有する属性データを活かして深いユーザー理解を行いたい
  • 実証実験を通じて新しいビジネスモデルを創出したい
■ 活用技術:SilentLog Analytics

SilentLog Analyticsは、スマートフォンアプリと連携し、ユーザーの行動情報をリアルタイムで可視化・分析できる法人向けプラットフォームです。車両の挙動分析や顧客導線分析、ペルソナ生成、緊急時の行動追跡まで幅広い分野で活用されています。 本実証実験においても、移動と商業活動を連携させる新たな価値創出を支援する技術として、高く評価されました。

SilentLog Analyticsを提供

自社アプリ「SilentLog(サイレントログ)」から蓄積した、1日2000万件の膨大な緯度経度データを活用して行動予測モデルを構築し、その技術をBtoB向けの位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」として、日本国内にとどまらず、欧州や東南アジアなど国内外の企業に対してサービスを展開しています。
サービスは、自動車や鉄道などの交通分野(商品ブランド:モビリティ・フロンティア)、人流データ等のマーケティング・リサーチ、人の動態分析を必要とするヘルスケアなど多様な分野に応用されています。

プロジェクト概要

プロジェクト名

SilentLogアプリによる
行動変容の検証

クライアント

モビリティコンソーシアム様(主催 東日本旅客鉄道株式会社様)

SDKの導入事例はこちら

PHRで進化する健康管理
『うつのみや健康ポイントアプリ』

自転車などの活動でポイントを獲得し、暮らしをより楽しく。日々の記録をデジタル化し、新しい健康管理体験を実現。

利便性向上、観光利用促進を目的とした
『さんてつアプリ』

レイ・フロンティア株式会社は、三陸鉄道株式会社様へ「さんてつアプリ」の配信を開始しました。

ライフスタイルに寄り添う
持続可能なまちづくりをサポート

一般社団法人計量計画研究所(IBS)様にSilentLog Analyticsを提供いたしました。

「防災アシスト」アプリで災害情報をリアルタイムで受信。位置情報共有と安否確認でつながりを保つ。

誰でもダウンロードし、ご利用いただけます。

移動データから住民の移動需要および
傾向を分析『なみえ I・DO アプリ』

浪江町での実証実験にてアプリサービスを提供しました。

楽しみながら健康を促進するアプリ
『CO Record&Journal』
(β版開発中)

健康に対するハードルを下げつつ、楽しみながら日々の活動に取り入れていただける行動変容型ゲーミフィケーションアプリを開発しました。

サントリー「特茶 健康チャンスNAVI」への導入

サントリー食品インターナショナル株式会社「特茶 健康チャンスNAVI」へ位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を提供しました。

楽しく歩いて歩数を共有するアプリ
『ASTARI』

離れて暮らす大切な人と歩数を共有してギフトやポイントをGETできたり楽しみながら歩数を共有できるアプリへSDKを導入しました。

長崎市の観光をより楽しむアプリ
『STLOCAL』

長崎市を観光で訪れるお客様に向けたアプリサービスを提供しました。

応援したい企業を応援するアプリ
『Dprime』

「データを可能性に変えよう」というブランドコンセプトのもと、日々の生活の質が向上していく世界を目指したアプリを開発しました。

指定エリア内の人流データの
利用権のご提供

都市模型にソーシャルヒートマップ®などのデジタルコンテンツをプロジェクションマッピングで表示する「サイバー都市ビューワー」での投影用に、SilentLogの人流データを提供しました。

行動データの収集・分析を用いた
産学連携
精神疾患の鑑別診断

東京大学小池研究室 小池進介准教授にリアルタイム行動データを提供しました。